show-ichiroブログ

進学 進路

2024年4月1日現在。

(PR)このページにはアフィリエイトプログラムによる商品、サービス等の広告を掲載しています。

中学生、高校生の君へ。進路についてのデータを見てみよう。

一般論として、君たちの学年全体の60%くらいの生徒か、それより少し多い割合の人たちが、大学、及び、短大等へ進学するだろう。それは毎年、文部科学省が調査を行っている「学校基本調査」を見れば一目瞭然だ。他には、君たちの16%前後の生徒が高校卒業後、専門学校へ進学するだろう。高校卒業後すぐに就職する生徒の割合は卒業生全体の14%~15%位となっている。このデータから読み取れることは、大学、短大、専門学校の需要と供給と、就職のバランスによってある程度決まっている、という事だ。

これは、全体論であって、もし君が私立の中高一貫校の私学の進学校の生徒なら、大学へ進学する生徒は、ほぼ100%か、それに近くなる。

最近では、公立の中学生で、学校の成績が平均点位の成績でも大学に進学希望をする生徒も珍しくないし、大学へ進学できるならどこでも良いのなら、1科目入試などで合格できる大学もあるだろう。

現在では、高卒で就職する生徒では、工科高校生の就職率が良いのが目立ってはいるが、工科高校生も高校卒業後、大学や専門学校へ進学する生徒が少なからずいる。

先輩たちは大学のどんな学部に進学して行ったのだろうか?

1番目に多い分野は、社会科学に分類される学部だ。

具体的に言うと、法学部、経済学部、経営学部、商学部、他、の学部だ。この社会科学に分類される学部のどれかに進学する生徒が大学進学者の30%以上いる。

2番目に多い分野は、工学部だ。大学へ進学する生徒の内、14%位の生徒がこの学部で勉強や研究をする。

具体的に言うと、電気工学科、電子工学科、機械工学科、土木工学科、航空宇宙工学科 建築学科、 情報学科、応用化学科、生命工学科、エネルギー工学科、他、に進学する生徒だ。

以下、人文科学系の学部に進学する生徒が13.2%。保健系学部が12.0%。教育系学部が7.2%。理学系学部が3.1%。芸術系学部が3.1%。農学系学部が3.0%。家政系学部2.6%。その他9.1%と、なっている。(文部科学省「令和5年度 学校基本調査」)より。

大学卒業後の就職、進路の状況について。

大学を卒業できた学生の全体で見ると、卒業生の72.4%が正社員として就職している。大学院への進学者は、大学を卒業した学生の割合だと、11.5%となっている。期限付き雇用労働者が3.7%。専修学校や海外の学校等への入学者が1.0%。そして、大学卒業後、進学も就職もしなかった学生が、8.2%いる

文部科学省「令和5年度 学校基本調査」)より。

この進学も就職もしなかった学生の中には、おそらく何となく学生生活を送っていた人が多いのではないだろうか。試験やレポートをクラスメートから助けてもらって、単位は取れたが目標や自分のしたい仕事について、大学生活の中で自分と向き合わなかったり、就職課の職員にとことん相談しなかったのではないかと、show-ichiroは思う。だとすれば、就職できなかったこの8.2%に入らない為にどうすれば良かったのだろうか? 

大学卒業の先に後悔しない為の最低限の提案。

大学に入学したら、しばらくは、授業について行きながら、4年間をどうするか、予定を考えると良いだろう。もし君が法学部法律学科に入学したなら、受験で頑張ってきた英語を資格で証明すれば良いだろう。具体的に言うと、君が総合型入試などで大学へ入学したのなら、おそらく、英検等のスコアを持っている可能性が高いから、入試の延長として、英検とかTOEICの学習を続けたら良いのではないか、と、show-ichiroは思う。お金がかかるかも知れないが、TOEICの受験で評判の良いTOEIC予備校でスコアを上昇させておいて欲しい。もし君が英語の資格学習にお金を掛ける余裕が無いなら、スマホやタブレット端末などで英語学習のアプリを利用すればいい。真剣にやればスマホアプリでもある程度の効果は有るだろう。そして、2回生になる頃には、法律の予備校で憲法とか民法とか商法とかの学習を始めて欲しい。1年制の内に授業の基礎をマスターしていて欲しい。)2020年度から、大学の法学部3年間と法科大学院2年間の計5年間で終了出来る法曹コースが開設されたから、君が法律家を目指すなら、それも一つの選択肢だと思う。伊藤塾などの受験予備校に通うのが吉だと思う。

もし君が、経済学部や経営学部や商学部の学生なら日商簿記などの簿記系の検定試験の学習を学部の授業にプラスして始めて欲しい。もし君が日商簿記に初めて挑戦するなら、3級でもかなり手こずるだろう。日商簿記に合格するには、簿記の予備校に通うのが良いだろう。独学でも合格できる学生もいるだろうが、簿記の予備校に通ったり予備校のDVDなどで学習するほうが、早く合格できるだろう。大学卒業後、就職に最低限必要なグレードは2級だと思う。早く合格すれば、就職にも有利になる。プラスしてファイナンシャルプランナーの検定試験を勉強するのも良いだろう。

君が工学部で学ぶなら、大学の授業が大事だ。授業を休むとついて行くのがとても大変なので、日常生活のルーティン化と集中力を大切にして欲しい。高校まででは授業では学ばなかった専門的な実験の授業がある。化学の実験では、火災などの事故があるかもしれないので、危機感を持ってほしい。学部の授業に余裕があれば、知的財産権の検定試験の勉強も始めた方が良いだろう。

君がもし文学部や外国語学部の学生なら、外国語の習得に力を入れて欲しい。入学の時点で英検2級以上のスコアを持っている学生が多いと思うので、自分を信じて入学後も頑張って欲しい。これらの学部生は、英語などの学習がメインになって、就職に思い入れが薄くなる学生が少なからずいるという事だ。(ほとんどの学生は大丈夫なのだが。)早い段階で英検準一級やTOEIC800点を獲得して、学校の教員yや語学を使う仕事に就職する為の準備を始めて欲しい。君が教員などを目指さないなら、大学在学中にITパスポート試験や、さらにステップアップして基本情報技術者試験に合格して欲しい英語プラス情報処理の能力を証明することで、就職に有利になるだろう。

最後に。

他の学部生も、授業を欠席しない、遅刻しない、早退しない、習慣をつけて、コツコツとゆっくりでも、確実に授業について行って欲しい。余裕が出てきたら、キャリアセンターの職員や、大学の教員と相談して、就職に必要な資格と、いつからその資格の勉強を始めるのが良いか見極めて始めて欲しい。

最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。

今、未来の自分を想像できずに生きていて、でも、これからは自分の人生を自分で切り開いて行きたい方々。学生の頃、様々な事情で自分の可能性を試すことが出来なかった方々の学び直しや、もう一度、自分の人生にチャレンジしてみたい方々に読んで頂きたいと思っております。
進路アドバイザー検定合格者。

勝一郎をフォローする
進学 進路
勝一郎をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました