(PR)このページにはアフィリエイトプログラムによる商品、サービス等の広告を掲載しています。
高校卒業後、進学したい君へ。show-ichiroが考えている事。
最近の入試の傾向では工学部とか情報学部とかの理科系学部へ進学する学生を増やしていきたいという社会の状況だが、もしそうだとしたら、高校生は高校で数学とか物理とか化学などを高校でかなり勉強しておかなければならないと私は思っている。工学部などの推薦入試で1科目入試とかで合格できる大学もあるが、それは入学してから、ものすごく大変な事になりそうな気がする。
推薦入試の数学1科目入試について考えてみた。
高校にもよるが、高校で数学、物理、化学、の成績が5段階で平均で4.3位あれば、そんなに進学校でなくても(未知数なところはあるが)理系の大学で一生懸命に学習すれば4年で卒業できる可能性が十分にある。
理系の大学(一部の国公立大学や私立大学)は留年率が高いのだ。
河合塾の全統模試の偏差値が40そこそこで、でも、就職率がものすごく良い大学がある。それを見つけたら、すごく嬉しくなるんだけど、ちょっと考えて欲しい。その影で留年したり退学したりする学生の数を。留年したりとか退学になるのは本人が勉強しないから悪いと思うが、それだけで済ませて良いのだろうか。アメリカの大学では学部を問わず一定の割合でかなりの数の学生が退学に追い込まれたりする。競争の原理だ。日本でも一部の私立理系大学でもその様な事が起こっていたりする。
話を戻すが、私立の工学部の推薦入試で学業の成績のラインが低くても受験できて、更に数学などの1科目入試で合格させてしまうと、学生は、大学では進級できないと私は思っている。その結果、留年とか退学する学生が増えてしまう。
大学入学の難易度について考えてみた。
留年や退学せずに良い成績で這い上がった学生は良い。そういう学生はかなりの確率で大企業とか有名企業に入社する事ができる。それは、明らかである。実際、企業の側も這い上がった学生を歓迎してくれる。でも結局、留年したり退学したりする学生数が増えると高校生が受験をためらう原因となる。その結果、大学の偏差値が下がる、といった事が起こる。そしたら、それを知らない受験生がその大学に飛びつく。そして、卒業できない。留年する。退学する。人生を棒に振る。毎年そんな事が起きている。その結果、大学はどうするかというと、特待生入試を始めたりする。増やしたりもする。そしたら、共通テストでそこそこ優秀な生徒がその40そこそこの私大工学部を受験する。そしたら本当に特待生に選ばれた受験生がその大学に入学することが起こる。大学側は優秀な学生がとれたから喜ぶが、底辺の学生の事はあんまり考えていない。教授陣も優秀な学生に合わせて授業をすることになる。就職率が良いと思って推薦1科目入試で入学した学生も上のラインで入学したと勘違いしてしまう。暫くして、そのことに気づいて挫折してしまうこととなる。
日本の大学を卒業するのは簡単な事なのか?本当か?
国公立や私立の理系大学で習う数学とか、物理とか、化学とか、他にも基礎教養課程で習う科目でも高校で習うものより、更に難しい。入学前や、入学後に基礎科目の補習をしてくれる親切な私立大学もあるが、できれば、高校在学中に数学や物理や化学などの科目を頑張った方がよさそうだ。他にも、大学に入学した時点で努力をやめてしまう学生が一定数いる。もし大学を退学になって、大学とかで技術も資格も何も獲得しないまま社会に放り出されるとその人は、ものすごくつらい人生を歩む事になるだろう。だから偏差値だけで大学を選ぶのは危険だと思う。よく考えてみよう。数学1科目のみで理系の大学に入学しても大学では、数学だけ得意でも、すべての単位を取れるわけではない。その事に気づいて欲しい。
進学を考えた時に考えたい事。
現時点で大学に進学を希望するのなら、入試の競争倍率の低いところだったら、どこかに合格できる状況だ。他にも、専門学校にも進学が出来るだろう。でも一番大事なことは進学先で学ぶ姿勢とか、一生懸命さだと思う。例えば専門学校とかでもそうだが、学校を休まずに通学するのが基本だと思う。おそらく君も知っているだろうけど、進学を希望するなら出席とか欠席の日数とかを重視する学校も多い。
アルバイトもそうだ。専門学校とか大学はアルバイトを禁止しているわけではない。学業に支障がない程度なら大丈夫だ。だから、夏休み期間とか春休み期間にまとめてアルバイトをするんが良いと思う。それくらいしか出来ないかもしれない。親が学費を出してくれるから大学とか専門学校に通いながら沢山アルバイトをして親に出してもらった学費を返そうとする学生もいる。それは素晴らしいことだと思う。自立した学生だとおもう。しかし、私はお勧めしない。何故かというと、学業がおろそかになってしまうと思うからだ。学費を親に返す意思があるなら、就職してからでも良いと思う。素晴らしいことだ。
高校生になったら始めて欲しいこと。
高校生になったら1年生の時から大学とか専門学校のパンフレットを取り寄せることを始めた方が良いと思う。インターネットでパンフレットを取り寄せるなら、ほとんど無料で取り寄せることができる。国公立大学とか、私立上位大学とかは、パンフレットに300円とか400円位お金がかかる。スマホ決済やコンビニ支払いをすることになる。君の自分の人生だから早めにどんな学校があるのか、どんな事が学べるのか、どんな資格を目指すのか、どんな仕事に就けるのか、考えて見つけて欲しい。
客観的に見て自分の高校からどんな大学とか専門学校に何人くらい進学しているのか(合格者数ではない)学校の先生に聞いてみればいい。どんな進路があるのか早めに調べて欲しいのだ。受験は最後までどこに合格できるかは分からないが、ある程度は予想できるから、パンフレットを取り寄せて欲しい。オープンキャンパスへ友達と行ってみたらいい。学校の雰囲気を確かめるのだ。
最後に。
社会に出たら、会社をほとんど休めない。(有給休暇を取りやすい就職先もあるだろう)だから高校とか、大学とか専門学校では休まないで行く準備をしてほしい。それは定年までの間、ずっと続く。社会人になってもゴールデンウイークとか盆休みとか、まとまった休みは有る。しかし歩みを止めないで欲しい。高校や学生時代に休まずに授業に出席して、良い成績がとれたら自分の自信につながる。それは社会人になってからも同じことの繰り返しだ。学生時代それができた君ならその後も出来るだろう。困難もあるかもしれないが頑張って欲しい。
コメント