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進学 進路

2025年2月3日(月)投稿

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大阪府民の高校生で共通試験を受験した生徒さんなら、ぜひ大阪公立大学の受験を考えて欲しい件。

大阪公立大学では2026年度から条件を満たす学生全員に授業料が完全無償化されるそうだ。大学院博士課程は除く。この制度は、大阪府立大学・大阪市立大学・大阪公立大学に在籍する学生(修業年限内で卒業・終了が見込まれる者)で以下の全ての要件を見たす者。2025年4月入学者は2年生から授業料免除の対象となる。

(1)学生等の要件。

(2)大阪府内在住要件。

(3)国籍・在留資格に関する要件。

(4)大学等に入学するまでの期間等に関する要件。

(5)学業成績に関する要件。 など。

現在は、国制度の授業料等減免支援とは別に大阪府独自の授業料免除の2つの制度が絡んでいる状態だ。もし君が上記の(1)~(5)の要件に当てはまり2026年度に上記の大学に合格して入学するなら、その年度から授業料全額免除となる。すでに大阪公立大学に入学した学生も順々に無償化に適応されている。

ただし、現在の国制度の授業料免除の条件に当てはまる学生は、国制度の申請と、大阪府の支援の両方に申請しなければならない。しかも、申請は入学した4月から速やかに行わなくてはならない。

大阪府民対象の授業料免除の件。

大阪公立大学に入学する3年以上前から居住して、そして、現在も、本人と親が大阪府に在住しておかなくてはならない。卒業までの期間毎年審査されるので注意が必要だ。2025年度の学部入学者は2回生から授業料無償化の対象となる。2026年度から、条件を満たす学生全員に授業料と入学金が完全無償化されることとなります。4年制の学部は4年間。6年制の学部は6年間。法科大学院も対象。大学院は修士の学生まで授業免除になるが、博士課程は授業料免除の対象とはならないので注意する事。

大阪府に3年以上前から親と在住していても、すべての府民が免除になる訳ではない。高校を卒業後2年以内に大阪公立大学に合格して入学しなければならない。3浪は無償化の条件に該当しないのだ。何故そうなるかというと、3浪を許可してしまうと、30歳とか40歳とか60歳以上の定年後の受験生も免除しなくてはならなくなるから、大学側はどこかで線引きしなくてはならないからだ。そして、授業料免除者が大学へ入学したら、授業に出来るだけ出席をしなければならない。授業を休みすぎると、授業料の免除が取り消される要件になるから、皆勤で授業に参加した方が良い。                            授業に皆勤で参加するメリットはそれだけではない。授業料免除者は、一定の成績(GPA)を収めなくてはならない。毎年審査されるのだ。だから授業で居眠りせずにノートを取ったり、レポート課題が良い成績になるように授業で教師が指定した図書をよく読んで理解したうえでレポートを提出をしなくてはならない。提出期間を過ぎると受け取ってくれない教師もいるので、くれぐれも注意して欲しい。レポートはパソコンで入力して、プリンターで印刷するのが基本だ。大阪公立大学に合格して入学した学生ならこれで成績の要件をクリアできるはずだ。数学とか物理など理系科目はレポートではなく、試験があるだろう。試験の代わりにレポートを提出させる教師もいるだろう。成績の要件は他にもあるにはあるが、甘く見ない方が良い。だからここでは敢えて書くことはしない。

大阪公立大学の授業料免除を解除される注意する点。

(1)留年した学生。

(2)成績不振者。

(3)休学者。

(4)停学者。

(5)学士入学者。再入学者。等。

大阪公立大学の授業料免除の学生が注意して欲しい点。

今年、2025年の入試で大阪公立大学に合格したら。

大阪府に3年以上前から親と住んでいて、条件を全部、満たしていたら大阪府の制度で2026年度から大阪公立大学の学生全員が授業料免除になるが、2025年の合格者は、1年目は国の支援制度に当てはまらなければ授業料と入学金を支払わなければならない。心身ともに健康ならば、上記の授業料の免除の解除に当てはまる確率は低いが、(2)の成績不振については、注意が必要だ。君が履修を決めた単位は絶対に落としてはならない。なぜなら、その科目のGPAの査定が0になってしまい最後まで自分の足を引っ張ってしまうからだ。1番可能性があるのは外国語科目だ。英語と第二外国語に特に注意して欲しい。第二外国語の中でも注意して欲しいのはフランス語だ。フランス語は人気のある外国語の1つだが、発音が非常に難しい。大学で初めてフランス語を始めるなら覚悟が必要だ。私は、君にフランス語の単位を履修しないで欲しいと言っているわけではない。人気がある言葉ゆえ、学生の中には中学生や高校生の早い段階からフランス語会話学校等で学習している同級生が少なからずいるのだ。そうなると、その様なクラスメイトに勝ち目はないし、場合によっては、かなり悔しい思いもすることになる。では、どうすれば良いのか?それは、フランス語会話スクールに通う(ベルリッツ)などだ。お金が掛かるからと言っている場合ではない。学費の免除が解除されるよりずっとましだ。中国語やドイツ語などもあてはまるかもしれない。韓国語(ハングル)なら大阪に(場合によっては学内に)日本語の語学留学生が少なからずいるから、韓国人の友達を見つけて、言葉を教えあうのもありかもしれない。この場合には(日本語のボランティアの募集)をしている掲示板や、スマホで見つかるかもしれないが、人間関係に注意も必要だ。

他にも工学部で習う数学や物理や化学も高校で習う授業よりも難しい。工学部は2次試験で数学と物理と化学が必須科目なので、君がそれらの科目が好きで得意なら問題ないだろう。受験はもうすぐだが、工学部を受験するなら、2年前の京大の理系の数学と物理と化学の問題に目を通した方がいいかもしれない。あとは、名古屋大学の数学と物理と化学の過去問を2~3年分解いて覚えるのも良いかもしれない。健闘を祈ります。

今回はこの位で。

今、未来の自分を想像できずに生きていて、でも、これからは自分の人生を自分で切り開いて行きたい方々。学生の頃、様々な事情で自分の可能性を試すことが出来なかった方々の学び直しや、もう一度、自分の人生にチャレンジしてみたい方々に読んで頂きたいと思っております。
進路アドバイザー検定合格者。

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