「蛍雪時代。大学の真の実力 情報公開BOOK」2025年度用
進学を希望する高校生が知っておきたい大学の情報について。
国公立大学、私立大学の、各学部ごとのデータ。受験生の数。
一般入試、総合型入試、公募制推薦入試、指定校推薦入試、女子生徒の割合。
卒業者数、主な就職先の情報など、がこの本で分かります。
この本は、もしかしたら、高校3年生になる前の、比較的、時間に余裕がある時に希望校の情報について調べるのが良いのかもしれない。
450ページ超の情報があるので、自分に関係のある情報をピックアップして読むのが良いだろう。
この本は、公立の高校のクラス担任の先生や、私立の中高一貫校のクラス担任の先生も是非、読んで欲しいと私は思っている。そして、情報を生徒に伝えて欲しいと思っている。
掲載データはかなり有益な情報だと思う。この本を読んだら、学校の授業や、問題集を解いて実力をつける事に心がけて欲しい。
志望校が決まったら。
志望校が決まったら、大学のパンフレットをインターネット等で取り寄せて欲しい。
私立大学なら、1件につき無料か送料ぐらいの金額で取り寄せることができるだろう。
もし君が国公立大学を希望するなら、パンフレットの代金は1件につき300円から500円かかるだろう。
インターネットで調べると、パンフレット取り寄せの業者とサービスを調べることができる。
出来るならば高校2年生か高校1年生の内にパンフレットを取り寄せて欲しい。大学によっては、公募制推薦入試、や総合型入試に力を入れている学校も増えてきた。希望大学で、オープンキャンパスなど、日程が分かるので時間などに余裕があるなら、ぜひ参加してみて欲しい。他にも大学独自の採用方法も書いてある大学もある。高校3年生の年内に進学先を決められる可能性も十分にあるので、注意して欲しい。
君の高校に、君が進学したい志望校に指定校推薦枠があるのなら、高校の中間試験や期末試験の成績をアップさせたり、学校の出席率を大事にしたりするのが、後で後悔しない方法になるだろう。
公募型推薦入試や総合型入試にチャレンジしたい君へ。
公募制推薦入試や総合型入試などを受けて進学したい君なら、進学を希望する大学の出願条件を満たす必要がある。例えば、スポーツ推薦とか文化活動推薦が有名だが、他にもボランティア活動を続けていたり、生徒会役員で頑張ったり、学習成績の状況を良くしたりすると有利になったりする。これらの活動は調査書にも良い効果が出る可能性があるので一般入試にもプラス条件になるだろう。
他にも、資格試験や検定試験の合格など(例えば英検や、TOEICやGTEC CBTなどで基準点に到達していたり、簿記検定(日商簿記検定2級以上が多い)や情報処理(例えば、ITパスポート試験や基本情報技術者試験など)に合格していると公募制推薦入試や、総合型入試を受験できる条件になる大学もある。
近年では、大学の理科系学部に女子枠を設けている大学も増えているため、(今年から女子枠を含めた募集がある大学の学部もあるので、もし君が女子なら、その様な選択肢も有ることを伝えておこう。
後は、指定校推薦入試も公募制推薦入試も総合型入試も調査書や出席状況などに厳しい大学も多いと思うので今から気をつけて欲しい。
この記事の最後に。
もし君が大学へ進学を希望するなら、どれくらいの難易度の大学の学部を希望するのだろうか? 君は、大学でどんな勉強をしたいのか?そして、その先どの様な仕事をするために、どんな職業への就職先を希望するのかイメージ出来ていますか?
君の人生だから、君が納得できる受験と、納得の出来る入学をして欲しい。
受験に合格して、新しく大学生活が始まると自宅から遠く離れて一人暮らしが始まる学生も多くいることだろう。ホームシックになる事も有るかもしれない。しかし、大学には様々なサポートをしてくれるスタッフがいると思う。君たちの先輩たちの中にも、君と同じ悩みを持って学生生活を送ってきた人たちがいただろう。成績優秀者への経済的支援制度について相談できる大学もある。就職活動のサポートに力を注いでいる大学もある。大学のスタッフ以外にも、スチューデント・アシスタント(大学の先輩で後輩の学生に助言や、サポートをしてくれる制度)がいる大学もある。このようなサポートを受けながらなんとか4年間(6年間の学部もある)で卒業して自分の選んだ道を歩き始めて欲しい。
今回はこの位で。
コメント