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測量士補、測量士になろう。

高校生の君や、大学を卒業したけど、仕事に結びつかなかった学生の皆様に紹介したい。

測量士補の仕事は、皆さんはなんとなく、通学の時などで見たことがあると思う。

道路で2人組の作業員が三脚の機械をのぞいて、何かを計測している人たちだ。

体力に自信があり、暑さ、寒さも我慢できるなら、君にも出来る仕事だろう。過度に重い荷物を継続的に持ち歩く仕事ではない。販売の仕事や接客業の様に、クレーム対応に苦しむことは少ない仕事だ。もちろん全くストレスが無いわけではないと思うがペアを組む仕事仲間と、他にも同業者や上司などと上手くやっていければ大丈夫だと思う。測量中は集中力と正確性が求められるので、仕事中のスイッチがちゃんと入らなければならない。

測量士補、測量士にはどうしたら成れる?

年に1回の測量士補の国家試験に合格出来れば測量士補になれるが、合格率は35%位で決して簡単な試験ではない。その後ステップアップするために、測量士の国家試験を受験して合格しなければならないが、測量士の国家試験の合格率は10%~15%位の合格率で現実的ではないと思う。

では、どうすれば良いのか?測量士補の資格は、実は測量士補に関係のある講義を設けている大学がある。国公立大学の土木工学部や有名私立大学の工学部で資格認定の単位が履修できる大学がある。その大学の学部へ入学して測量士補の国家資格の免除となる科目をすべて修得して、卒業すれば、国家試験免除で登録申請出来る。申請先は、国土地理院のホームページで登録申請の用紙をダウンロードして、自分の氏名や住所や勤務先の情報や職務内容など記入して、大学で測量士補の認定単位修得証明が出来る学業成績証明書など、申請に必要な書類を同封して国土地理院に送付する。資格の申請に1万5千円の申請料金がかかる。資格認定者は国土交通大臣になっている。大学で資格に必要な科目を習得して大学を卒業して、測量士補の資格に認定され、その後、実務経験を1年以上経験すると、国土地理院に申請をすることで、測量士の資格に認定される。申請登録には費用がかかる。認定証はは資格保持者の証明になるので大事に保管しておいてほしい。

測量士補と測量士の資格が認定される専門学校がある。

高校卒業後、専門学校の測量学科で最短で1年で測量士補の資格を認定してくれる学校がある。1年コースのある学校があるが、かなりハードだ。しかし高校で習う数学が出来るなら、チャレンジしてもいいだろう。測量士補の資格が1年で認定される専門学校には2年コースがある学校が多い。どちらが良いかは君が決める事だが、少しお話しすると、1年コースは朝、9時か、9時半から始まって4時頃まで授業がある学校が多い。その後自習をしたりすることになる。高校卒業後、すぐに、測量士補の専門学校で勉強をする学生もいるが、大学を卒業後、測量士補の専門学校に入学する学生もいる。2年コースは1年コースより1日の講義数が少ないが簡単ではない。1年コースも2年コースも卒業後2年の実務経験で測量士の資格を申請登録できる。申請先は国土地理院だ。申請に費用がかかるし、必要書類の提出が必要だ。

大学か専門学校どちらで資格認定を目指すか迷ったら。

大学で測量士補の資格免除を目指すメリットを3つあげると、

(1)大学の規模によっては色々な専門の分野の学生や先生に出会える。

(2)大学在学中、色々な講義を受けられて、測量士の仕事以外に進路変更できる。

(3)初任給が専門学校卒より高い。など。

専門学校で測量士補の資格免除を目指すコースのメリットを3つあげると。

(1)測量士の資格や仕事に向けてカリキュラムが組まれている。

(2)高校卒業後、最短1年の学習で測量士補の資格が取れる。早く就職できる。

(3)同じ目標をもったクラスメートと切磋琢磨できる。

最後に。

測量士補や測量士の国家試験を受験して資格を取得するコースを選ぶのか、それとも特定の大学で測量士補や測量士に関する講義を収めて資格認定してもらうコースを選ぶのか、それとも測量士補や測量士の資格認定に絞った専門学校で勉強するのか。どのコースを選ぶのかは、家庭の事情や、授業料の関係で異なってくると思うが、今は国の制度で、学習成績の状況や家族の収入の状況によっては、学費免除や他にも奨学金の給付の制度が有るので、その制度を使えるか高校の先生に教えてもらうか調べてもらうと良い。他にも専門学校独自の特待生試験を行っている学校もあるので、どんな条件なら特待生になれるのか、早く準備をしておくと良いと思う。

進学、進路、就職で、どうしたら良いか困っている生徒、学生の方で、今、どんな道筋があって、どんな可能性があるのか、このブログで情報を発信したい。現在、逆境の中にいても、10年後、20年後、幸せになって欲しい。
進路アドバイザー検定合格者。

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